2012年5月10日木曜日

太陽エネルギーといえば

太陽光発電パネルで、日中電気をおこして電力会社に安い金額で電気を売る。それで何十年かけて回収しましょうというビジネスモデルがありましたが、あまり庶民から支持されてきませんでした。
原発事故以来、政府が大慌てで全量買取制度と買い取り価格の見直しをしました。別稿で触れましたおおよそ42円くらいになるという話題です。いままでの買い取り価格の倍の値段です。
かといって発電して数年で投資を回収できるレベルではありません。買い取りか価格がどんどん高くなれば再生可能エネルギーがどんどん普及するかと言えばそうじゃありません。高く買い取った電力会社のコストとして、売り価格に上乗せになるからエコではないと思います。

太陽熱集熱パネル知ってますか?

そうそう○○ソーラーって田舎のかなりの家の屋根に載っていました、太陽熱でお湯をつくるって
いうやつ。いまじゃみかけませんね。衰退の原因はいったいなんだったのでしょうか?建築士的には屋根の上に重い物を載せるのは感心しませんが、衰退の原因はどうも重量では無かったようです。多雪地域、寒冷地には相当厳しかったのだと思っています。仕様的に。
ほかにアフターが極端に悪かったとか...うわさですが。
しかし、その太陽集熱器ってもう一度見直したいですね。 仕様も進化して寒冷地に対応した仕様も増えて来ているようです。温水タンクを地上式にしたものとか増えてます。

太陽光発電は、
光 → 発電 → 送電 → 交流変換(ロス)  → 家電に供給
もちろん蓄電もするとなればもっとロスが出ます。

一方太陽集熱器
輻射熱 → 温水 → 送水 → 貯湯(ロス) → 熱(給湯など)
ずっと熱のかたちで動きます。
用途を熱のかたちで限定すればロスも少ないと思います。
従来屋根と地上の給湯タンクなどへ圧送にのポンプが使われ電気を使っていましたが、パネルに太陽光発電を組み込んだ物も開発され、かなりの部分まで自力運転できるようになってきています。

電気 → 熱 石油(LPG) → 熱じゃあなく、 熱 → 熱 のカタチで使うのがいいかもしんない。

今後見直されると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿